地震大国、ニッポン。

高知は、大地震がいつきてもおかしくないといわれている県です。1946年の昭和南海地震では、津波も来たし、被害が結構あったそうです。

地震、火事、水害…いつおこるかわからない災害。でも、いつおこるかわからないから無防備で生活している自分がいます。

6月7日(日)、奈半利町の奈半利港周辺で行われた「防災フェスタin奈半利」に行ってきました。



高知県が主催で毎年行われていて、今年は県東部の芸西村から東洋町の消防署・消防団と自衛隊などが、南海大地震を想定した大規模な防災訓練を行いました。

広場に電柱や、倒壊した町のセットができてました。倒れた電線を直す「四国電力」のスタッフ。

おっと!火事発生!消化にあたる消防士。



奈半利小学校の生徒も訓練に参加。バケツリレーで、火を消します。



「はい!」「はい!」と真剣に、手渡し。ふざけもせず、立派に役目を果たしてました。えらい!!

本格的な訓練に見入っていると、マイ・ダディを発見!



私の地元の消防本部で勤務しているんです。家の姿とは違う、仕事師の父の背中です。

そして、最終の訓練が自衛隊による「艦船・巡視船へのヘリ着艦」。



海上から上陸した船からは、150人くらいの自衛隊が出てきました!災害現場に向かうところです。



ハリウッド映画でしか見たことのないような光景に、びっくりでした。

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防災関係機関の方々は、日頃からこんなに訓練をされゆうがですね。


みなさん、動きがテキパキしていて早い!災害の現場は、素早い行動が必要ってことがよくわかりました。


だから、実際に災害がおこっても安心!!…なんてことは、絶対ない。と、父はいいます。


地震などの大災害が起こったら、消防・救急などの機関は手が足りなくなる。だから、できることは自分たちでやる。自主防災訓練などが地域で行われていますが、大切なことなんだそうです。


なかなか危機感は持ちにくいけど、数か月に1回は災害が起こった時に何をしないといけないかを思い直してみようと思いました。


防災フェスタは、訓練以外にも体験できるスペースもありました。 




大雨を体験できる車、津波の仕組みがわかる実験台などです。

そのほか、田野町の大野倶楽部や東洋町の野根キッチン、安田町の味工房じねんなどが、おいしいものを販売していてなかなか楽しめました。

 

来年は、物部川で行われるそうですよ(^^)/

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そうそう、不満が一つ。

新聞にこのイベントの記事が載ってたんですが、使っていた写真が自衛隊と船が写ったもの2枚。

これじゃあ、「自衛隊の訓練」ってイメージしかしません!

もっと、地域住民とか警察、消防、各企業が参加した大規模なイベント!!ってわかる写真にしてほしかったです~