秋祭りのシーズンですね。
この前の連休は、お祭りをたっぷり満喫しましたよ。
10月10日(土)は、室戸市吉良川町の御田八幡宮秋祭<に行ってきました。
仕事を終え、高知市内からブイーっと室戸まで。目当ては、吉良川の花台の夜の舞です!



家々の軒先には、提灯が吊るされていて幻想的でした(写真はべっぴんさんの家)。


参道の真ん中で、どーんと待機する花台。それを囲むように出店もずらり。


吉良川町内の「上・下・東・西」の4地区それぞれに1台づつ花台があり、その装飾もよ~く見ると地区によって違っていて面白かたです。


御田八幡宮の境内で子どもたちが遊んでいました。



私の近所の神社は、正月くらいしか中に入れないので驚きの光景(@0@)地域ならではの風習があって、おもしろい!
そんなこんなしていると、大勢の男衆が花台を担ぎ、掛け声と唄を歌いながら広場に入ってきました。


提灯の明かりがとってもキレイ。
担ぎ手のみなさんの表情・・・キツそうです。かなり重いってことが伝わってきます。
まずは「上」地区から。神様にあいさつをするために、神社に勢いよく近づきます。


それを何度か繰り返した後、ついにきました!
花台の舞!!
掛声とともに男衆が回り、徐々に提灯がふわっと浮かびあがり、線を描いていきます。



迫力満点!!
危なく倒れそうになったら観客も「危ない~お~怖い」と声が上がります。舞が終わると、大きな拍手。
一緒に行った友人(20代女子)は、「感動した~男の人が助け合いゆう姿がステキ。かっこよく見える」とほれぼれしてました。世の男性のみなさん、これからはモテたいなら「祭り」ですよ(笑)!!

シャッター速度をかなり遅くしたらこんな写真も撮れました。


超高速!!(失敗写真です…)
ちなみに提灯の明かりは、本物の炎。ローソクに火が灯されています。回しても、燃え移らないのが不思議!


祭りの後の風景。なんか、みなさんシブい。

昔は、酒をたるばあ飲みながらお祭りがおこなわれていたので、普段仲が悪いわけじゃないのに、小さなことで地区どおしのケンカが起こっていたそうです。それに比べると、今の皆さんはおとなしいとか笑。担ぎ手が年々少なくなっていますが、それでも祭りの日には、吉良川町外に出て行った人たちが戻ってきて花台を担ぐそうです。これからも、そうやって守られて受け継がれていってほしいです。

祭りは、毎年10月の第2土・日曜日に開催されてますよ。来年も行きたいな~

高知に戻ってきて、お祭り好きになった気がします。


なんでかな~って考えると。カラフルで非日常なお祭り空間が好きみたいです。


祭りを行う人、見る人の熱気の中にいると、わくわくします。

次回は、地元の大元神社秋祭りをご紹介しま~す(^^)/

★「御田八幡宮秋祭」1日目のお昼の様子もご覧ください
【高知・室戸】花台が舞う。吉良川町の御田八幡宮秋祭